第1章 まぶたの裏にまだ光はのこっている
01.さようなら世界またお会いできますよう
02.埋められた月のか細い叫び
03.その慧眼を枷として
04.明けない夜ならこわくはないよ
05.僕が世界を手放したんじゃない
06.何処にもいけない僕の
07.夜明けまでは名無しの迷子
--END
第3章 私をイヴにしてくれるなら
17.やがて陽炎に咲き誇る18.あの瞬間確かに恋をしていたんだ
19.あの目に染みる鮮やかさを、覚えているよ。
20.瞼の裏が君を探してる
21.宇宙なんて本当はどうだってよかった
22.月夜に謳う指先
23.あの子の愛した花
24.あなたが居ない夜は明けない
25.そしてまた君のいる朝が
26.焦がれて燃え出す 太陽の愛
27.まるできみは太陽に焦がれる月のよう
28.恋するアポロ
29.しづ心なく恋情におぼれた 月の満ち欠け※
30.ごめんなさいって謝るつもりだった、ありがとうって伝えるつもりだった
31.眠る月を揺り起こす
32.夢も貴方も同じだけ遠い 前
33.夢も貴方も同じだけ遠い 後
34.夜を溜み干したわたしの明星
35.できることなら振り向かずにいって
閑話.哀れな神官ジュダルの話
--END
第2章 傷だらけの過去を抱えて明日に向かう
08.お付き合いから始めましょうか
09.愛なんか恵んでくれなくていい
10.メランコリックスマイル
11.ではまた軌道の交わるころに
12.世界がもう少し美しければ
13.どうせ僕は君に触れられない
14.涙の海に君が浮かんでいる
15.まなざしに色があったなら
16.君の知る愛ではないだろうけど
--END
第4章 もう一度約束の場所に帰れたら、今度はずっと君の隣にいるよ
36.漂流している僕等が流れ着くのは楽園か37.ゆめゆめお忘れなきよう
38.出会ったが最後、もう終わり
39.きみがいる世界のはじっこで
40.出会ってから君に恋をするまで
41.朝が夜を喰らい尽くしてしまう前に
42.おいてきぼりの流れ星
43.愛すべき隣人の贖罪
44.ゆらゆらと煌めく悪意
45.あの頃は蜃気楼に導かれて
46.変わらないものはひとつだけ
47.だから、ただ黙ってこの手を取って
48.さいしょの日をおもいだしてみよう
閑話.彗星みたいに帰っておいで
49.僕の火を盗んだ夜
50.おまえは恋などしなかった
51.僕を残酷にさせるのはいつだって君だ
52.君と僕の宇宙がとけあってしまえば
53.いつか星に手が届くとき
54.約束を交わした小指が腐り落ちても